今日は待ちに待った?建て方の日です。
14時からの予定でしたが、12時前に現地に到着し頭の中で色々とシミュレーションを繰り返しました。
が、初めての事なので只々悶々としていただけでした。
13時前になると続々と関係者が集まってきて、予定の14時になる前にトレーラーとクレーンをセッティングしました。

トレーラーにはCLTパネルが積まれています。

屋根パネルの上面には図面通りの溝と竪樋用の穴が開いていました。

まずは壁パネルを降ろします。

そして接合金物も降ろしました。重さはなんと40kg以上(多分です)。
この金物を所定の位置にセットしてから壁パネルを取り付けます。




その間に、トレーラーの残された屋根パネルに、吊り上げ用の金具を取り付けます。

そうこうしている間に、4枚の壁パネルの取付が完了。

ここで一旦休憩して構造見学会がありました。
一通りの説明が終わり、屋根パネルの取付です。

かなり苦労しましたが何とか取り付け完了。

屋根面にはスクリューの座掘りが28か所もあります。

記念に屋根パネルからの風景も取りました。

最後に座金を溶接し、ボルトを締め完成です。
建ち上がったCLT東屋の存在感は想像以上でした。
木の質感と重量感、力強さを感じることが出来ます。
建物の全てをCLTパネルで造ることは難しいですが、意匠的に部分的な使い方をすることはかなり効果的だと思います。
今回の工事はまだ終わってませんが、また機会があれば使ってみたいですね。
今回の建て方は、何が起こるかわからないのでありとあらゆる事を想定して準備していました。それが功を奏しやり遂げることが出来たと思います。
そして現場監督の苦労と知識の多さを再認識し、自らの知識の無さも痛感しました。
まだまだだな、俺って・・・勉強しないといけないなぁ。
posted by Masuji at 23:15| 大分 ☀|
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CLT東屋新築工事
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